さて、いよいよグロスインジェクションの外装組み立てを始めます。
グロスインジェクションを活かした製作をしたいのですが、さすがにプラスチックっぽさがあるのでどうすれば機械っぽくなるか色々考えてました。
多少表面を荒らした部分を作った方がグロスインジェクションの艶の対比になって引き立つのではないかと思い、実験を兼ねて思考錯誤しています(^ ^)
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1/144でMG1/100 の迫力を出すにはどうしたらいいのかも課題にしています。
MGシナンジュのアニメ版を持っていますので、パーツ毎に見比べたりしています。
モールドのエッジがMGと比べると立ってなかったりなどありますが、デザイン面で大きく変わるところはありません。
ただ、パーツの外縁部、裾などのフチの厚みがちがいます。
1/144ではパーツの大きさに対する厚みの比率が大きいんですね。
これを解決するためには薄くしてやればいいのですが、せっかく厚みがあるので段差モールドにして二枚張りみたいにしてみようと思います。
チャレンジするのはいいですが、失敗すると取り返しのつかない作業です。
あまり目立たないところで実験です。
太ももの股関節側はほぼ隠れてますから実験にもってこいです。
上側のフチを段差モールドにとして削ります。
段差モールド用の工具ダンモカッターでしたかね??
割と高い工具ですので、今回は導入を見送って手持ちの工具で作業します。
使ったのはBMCタガネの0.15mmと超硬スクレーパー、400〜800のペーパーです。
ほぼフリーハンドですので、いかに直線に仕上げられるかがポイントです(^-^;
フチの中心線をBMCタガネでスジボリします。
力を入れずに軽く何回も線描きをします。
スジボリができたら超硬スクレーパーで段差にしていきます。
スクレーパーをスジボリのミゾに沿って削るのですがその際にスクレーパーをパーツの内側に倒しながら削りました。
写真左が作業後です。
段差をつけたあと、ほんの少しだけスジボリを追加しておきました。
これで二重装甲っぽくなってくれればいいかなと思います。
外装面を少しいじります。
と言っても切って貼ってをするわけではありません。
ゲート処理の延長で、グロスインジェクション面まで少しヤスリます。
フチやパネルライン、可動部に対して擦り傷をつけてみます。
右側が処理済みなのですが、写真では分かりづらいですね(^-^;
組み上げ後の墨入れの際にこの擦り傷のところにウォッシングをかける予定です。
巨大な機械もので隅々までピカピカはあり得ないというのが私の持論でして(笑)
ただ、つけすぎず、埋もれすぎないくらいのバランスって難しいなと思います。
これらの工作はパーツを組みながら行います。
合わせてみて、段差をつけたほうがいいか、擦り傷はどこにどれくらい必要かを検討します。
ということで、足の組み立てから行います。
足は接地面から擦り傷が伸びるようにデザインします。
踵あたりは多少の欠けもあったほうがいいかもしれませんが、仕上げ段階でバランス見つつつけようと思います。
踵を取り付けます。
基本塗装というわけではないですが、裏塗りを行なっています。
黒サフ→水性焼鉄色です。
少しだけ見えてますね(^ ^)
足の甲を取り付けます。
足の甲パーツはフレームへの固定というよりは外装パーツを経由して固定という感じですね。
そして、残念なことに。。。
こんなところに合わせ目が出てしまいます。
合わせ目消しをするとグロスインジェクションなので処理の手間がかかりますよね。。。
せっかくのリアルグレードなのでもう少し考えて欲しかったです。
とりあえずあとで考えます。
そしてポロリが多いという噂のつま先を差し込みます。
カチッとした感じはしませんが、今のところポロリな感じもありませんね。
ポロリし始めたら接着しようと思います。
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